市政・財政・議会をテーマに報告者を務めました

蕨市議会議員の武下です。
先日、市政や地域、身近なテーマにした学習や意見交換といった活動を継続している北町住民懇談会の主催で、市政・議会をテーマにした報告会が開催され、そこで報告者を務めさせていただきました。今回は、その内容をご紹介します。

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自治体財政から全議員の発言テーマを報告

報告内容の依頼は、ボクが行った「一般質問について」というテーマだったのですが、せっかくの機会なので、「自治体財政のしくみ」を加え、それを知っていただくことで、議会での議論も見えやすくなると思い、蕨市の財政状況をまず最初に報告させていただきました。

蕨市の2019年度の歳入・歳出を含め、約20年分の経年比較ができるように、グラフを使った報告をし、議会の議論では、蕨市議会のホームページにある「質問通告」を活用して、全ての議員がどんなテーマで質問を行ったのかなどもお話をさせていただきました。

報告は、プロジェクターを使用

国保の都道府県化の問題点、自治体の努力がペナルティーにされる

もちろん、一般質問で取り上げた「蕨市国民健康保険」についても、国による国保の都道府県化により保険税の見直し迫られていること、社会保障としての国保の役割、市民のいのちや健康を守るために20年間蕨市が市民の声を受け止めながら、国保税率の引き上げをせず、低い水準を維持してきたことの意義についても報告を行いました。

参加者からの感想~次回に活かします!

今回のような議会報告会は2回目で、反省点もたくさんありましたが、うれしい感想もいただきました。

  • 「蕨市は『第二の夕張市になる可能性がある』という話を聞いたことがあったが、夕張市とは財政状況が違うことがわかった」
  • 「全ての議員の質問テーマを知る機会がなかったからよかった」
  • 「若干報告の時間が伸びてしまっていたが、それだけ伝えたいことがあることは理解できた」

報告時間を守れなかったのは大失敗でした。次回は、報告時間を守り、報告したいことをもっとコンパクトにしていきたいと思います。