子ども達が自由に遊べる空間の確保を
武下涼議員 「この子たちにも思いっきりボール遊びをさせてあげたい」などの保護者の声を伺った。市のアンケート調査にも共通する声が寄せられている。総人口に占める「子どもの割合」は減少しており、社会の中で子どもはマイノリティになっている。全国的に公園数は増えているが、「ボール遊び禁止」など、遊びづらい状況が首都圏を中心に広がっている。都市公園や学校校庭等の活用など、子どもたちがのびのび遊べる空間の確保の必要性について、どのように考えているのか。
都市整備部長 子どもたちが自由に遊べる空間の確保が求められていることは認識している。今後、公園の新設・リニューアルの際には、「ボール遊び」に対する地域の要望や考えを伺いながら検討したい。
教育部長 校庭は、施設管理面での担保ができない等の課題や、実際に場所を設けたときに活用されるかというところもある。子どもたちや地域の声を聞きながら検討したい。
市長 市内全域が市街地化されている中で課題は多い。子どもたちが自由に遊べる、ボール遊びを含めた空間について、健やかな成長、子育てのしやすいまちにとって、とても大事だと思っている。市長タウンミーティングでも声を寄せていただいている。今後、錦町の区画整理事業の中での新たな公園計画で検討するとともに、リニューアルといった機会も含めて、研究・検討を進めたい。学校施設の活用は、難しい課題はあるが、貴重な空間であることは間違いない。学校教育を最優先に考えながら、今後研究する価値があると思っている。公園の整備を進めながら、ボール遊び等の問題も考えていきたい。
武下涼議員 まちに子どもの声が響くことを、あたたかい眼差しで見られるように、取り組みを強めていただきたい。
いのちを守るためのアウトリーチの推進を
武下涼議員 自殺予防対策という観点から、理容室・美容室や商業施設と連携し、リーフレットなどの配架・配布等の協力を求めている他市の先進事例などを取り入れ、相談窓口の認知度をいっそう高めるような周知を強めるよう要望。
健康福祉部長 商業施設にもお願いしていきたい。