【2023年3月議会】すべての人にやさしいまちづくりのいっそうの推進を

発言通告

1 すべての人にやさしいまちづくりのいっそうの推進を

(1) 地域福祉計画の策定について、計画を策定しようとする背景及び計画の位置づけはどのようか。また、どのような基礎調査を行い、どのような関係機関による協議体が設置される方向なのか

(2) バリアフリー・ユニバーサルデザインの推進について、本市の位置づけと取り組み状況についてはどのようか

(3) 安全・安心のまちづくりのいっそうの発展を

 ① 外出・移動支援の取り組み状況と課題はどのようか。また、外出・移動を支援している「ぷらっとわらび」について、「マイ時刻表作成支援」「わたしの活用方法」など、利用促進を図る取り組みの考えはどのようか

② 安全・快適に外出できる仕組みとして、街なかの案内・誘導、ルールやマナーの徹底の取り組み状況と課題はどのようか

③ 蕨市防犯計画において現在の取り組みと課題はどのようか。また、防犯教室の開催状況とその内容はどのようか

(4) 市民のための相談窓口の現在の開設状況と、相談しやすい環境づくりやわかりやすい案内の取り組みは重要と考えるが、どのようか

登壇しての一般質問

おはようございます。日本共産党蕨市議会議員団の武下 涼です。
 今議会においての私の一般質問は、

「すべての人にやさしいまちづくりのいっそうの推進を」求める立場から、4点、提案を含め、通告に基づき、順次、質問いたします。

(1) 地域福祉計画の策定について、計画を策定しようとする背景及び計画の位置づけはどのようか。また、どのような基礎調査を行い、どのような関係機関による協議体が設置される方向なのか でありますが、本市においては、高齢者の福祉、障害者の福祉、児童の福祉にかかわり、すでにそれぞれ計画が策定されていますが、今回、あらたに策定しようとする「地域福祉計画」は、福祉の各分野における共通事項を定め、上位の計画として位置付けられるなど、本計画が、蕨市の今後の福祉のあり方にも大きく関わることから、計画策定の背景、今後のプロセスをまず、確認したいと思います。

次に、(2) バリアフリー・ユニバーサルデザインの推進について、本市の位置づけと取り組み状況についてはどのようか であります。

地域福祉計画が各分野をつなぐ上位の計画として位置付けられるなかで、福祉に関係する計画や施策、その関係性など包摂的に捉え、市民のみなさんの暮らしを支えていくことが求められます。

本質問は、福祉の領域だけではなく、商業・サービス業、工業、農林水産業、防犯・災害、環境、まちおこし、交通、都市計画等も含め、関連するものであり、あらためて、本市のバリアフリー・ユニバーサルデザインの推進状況を確認したいと思います。

次に、(3) 安全・安心のまちづくりのいっそうの発展を 、について以下、3点について質問いたします。本質問においても、バリアフリー・ユニバーサルデザインの推進に関連することをあらかじめ申し上げておきたいと思います。

1点目、 ① 外出・移動支援の取り組み状況と課題はどのようか。また、外出・移動を支援している「ぷらっとわらび」について、「マイ時刻表作成支援」「わたしの活用方法」など、利用促進を図る取り組みの考えはどのようか でありますが、今回、このようなお話しを伺いました。「ルートが拡充されたのはとても良かった。ただ、まちの散策・散歩などにも、もっと利用出来ればよいが、乗り継ぎをどうすればよいのか」、や「ほかの方が、どんな風に活用しているのか知りたい」、と。

コミュニティバス「ぷらっとわらび」につきましては、日本共産党蕨市議団では、市民要望を受けて、ルート拡充、逆回り運行など、何度も議会の中で取り上げてまいりました。今回は、「ぷらっとわらび」の利用促進にかかわって、以上の提案をさせていただきたいと思います。

2点目、多様なひとが過ごすまちにおきましては、誰にとっても安全で、安心して移動できるような市内の環境が重要でありますし、その支援も欠かすことができません。

視覚障害のある方、歩行杖や車いすを利用する方、またそうした方を介助する方、ベビーカーを利用したりする、子ども連れの移動者の方など、移動する際に、一定の制約のある、移動を制約される方に配慮した、ハード面、ソフト面を含めたまちづくりが重要と考え、

② 安全・快適に外出できる仕組みとして、街なかの案内・誘導、ルールやマナーの徹底の取り組み状況と課題はどのようか お聞きします。

3点目、犯罪を防止する観点では、犯罪を起こしにくい環境を作っていくことや、仮に被害に遭ってしまった場合、被害を軽減するための取り組みなどは、安全・快適に外出できる環境づくりに関連するものであります。また、ここ最近、近隣市で、凶器を所持する者が侵入する事案が、立て続けに発生しています。このような事案に遭遇してしまった際に、適切な行動がとれるような、市として、市民が防犯知識を習得、また訓練できる機会を提供していくことが重要と考えます。本市は、防犯計画を策定し、本市による、市民への支援なども明記しているところで、

あらためて、③ 蕨市防犯計画において現在の取り組みと課題はどのようか。また、防犯教室の開催状況とその内容はどのようか お聞きいたします。

最後に、近年、さまざまな課題に対応し、市民のみなさんへの困難によりそう相談窓口が開設され、市として紹介していると認識はしておりますが、必ずしもすべての人にとって、わかりやすい形で提供されているわけではありません。絶えず、さまざまな手段で、工夫で、情報提供や案内をしていくことが大切だと考え、

(4) 市民のための相談窓口の現在の開設状況と、相談しやすい環境づくりやわかりやすい案内の取り組みは重要と考えるが、どのようか お聞きして、登壇での質問を終わります。