「よりよい眠り」と「疲労」を取り除く方法を探る

「こめかみあたりがずきずきと、圧迫される感じがする」
「肩が、腰が重いし、なんだか全体的に、気力がない」
「朝、目が覚めたのに、布団から動けない」

そんな経験、ボクは結構ありました。
前職(労働組合)は、やりがいがあって、職場で寝泊まりをして仕事をするほど、この仕事が好きでした。

月一回はかならず大阪への出張校正(新聞編集)があって、そのための準備や、取材活動をしたりしていると、時間はあっという間に過ぎていきました。

特に現場への取材は楽しくて、でも取材の件数を増やすと大変。対応してくれる方は、もちろん働いている方ので、取材開始時間が終業後だったり夜中だったり。もちろん、時間を作ってくれるのですから、その時間に合わせます。

そしてそのあとに、取材した内容をまとめるのですが、これがまた「うんんん!もっといい表現はないものか」など悩み始めると、きりがありません。でも、やっぱり、忙しい中取材を引き受けてくれたかたの「気持ち」をしっかり、文章上で表現をしたいと考えると、悩んでしまうんですよね。紙面は字数の制約があるので、その中で最善を尽くしていくとどうしても。

ただ、楽しい・やりがい・責任感、といった気持ちはとっても大切だと思うのですが、実は体は疲れているのに、この気持ちが、頭も体も頑張らせてしまい、気づいたら・・・バタン!と倒れてしまうことも。。。

バタン!と倒れる経験があるボクが言うのもなんですが、やっぱり健康は大切です。特に睡眠不足や疲労感を自覚することが、大切だなぁと、これから紹介する本を読んで実感しました。

「疲れて本なんか読めない」。ボクもそう思う時がありましたが、今は読んでおいてよかったと思っています。

みなさんがよりよいコンディションでいられることを、心から祈っています。お読みいただいて、ありがとうございました。

【以下、読書メモ】

『スタンフォード式 疲れないからだ』
「疲労でパフォーマンスは激落ちする」ようで、決して「疲れ」は感覚的な問題ではないことを指摘しています。やっぱり休息は必須です。

『スタンフォード式 最高の睡眠』
「たくさん寝たのに、寝た気がしない。もっと寝たい」。こう感じ始めたら、「睡眠負債」が大変なことになっているらしいです。睡眠の質がなんらかの影響、たとえばストレス、夜中のスマホ、仕事終わりが遅くなってからの夜ご飯、などが良質な睡眠を妨げている可能性があるなど指摘しています。

『よりよい眠りを得るために 知っておきたい眠りの話し』
この本の参考文献にも、『スタンフォード式 最高の睡眠』が出てきます。こちらは、「働く人と睡眠障害」「子ども成長と睡眠障害」「加齢と睡眠障害、特に認知症予防のため」といった視点で書かれておりかつより実生活向けです。
本自体は大変薄いのですが、濃い内容ばかりです。